講師の思い出:誤答にカルチャーショック3
2010年 10月 09日
こんにちわ。昔のメモを読み返していたら、当時の思い悩む気分まで再現されてしまった管理人です。
連載第一回で書いたように、私は生徒がどんな誤解をするか、どんな謎発言(分かっている人から見て)をするか全然知らなかったので、ドタバタしながら学んでいきました。
例えばこんなケースがありました。(中学生)
問:y = x - 3, x ≦ 7 の時、yの値の範囲を求めよ
(正解はy≦4)
これに対してK君の答えは
相方(以下"相")「えーっと、これは何でしょう」
管理人(以下"管")「いや僕にもわかりません。『範囲を求めよ』という問題だから少なくとも範囲を答えるかと思ったら、座標平面の右下の一点を指差されて困りました」
相「しかも問題の直線上ですらないし。思うんですけど多分これ、この問題を解かせるには準備が足りなかったんじゃぁ…」
管「僕もそう思います。ところでこの問題、別の生徒は4≦y≦7と答えたんですよ」
相「ああ、7はxの変域に関係する数なのに、何かまざっちゃったんですね」
管「ですね。で、グラフを使って説明するとその後ではy<4と答えを書いたんです」
相「近づいてきましたね」
管「でしょ?それであと少しと思って『イコールがいるよ』と言ったら」
相「言ったら?」
管「こんなになっちゃったんですよ!」
y < 4 =
相「あららー。イコールが大変なことに。」
管「油断してたからぐさっときました。y<4までいったしだいたい分かっているものと思っていたらこれですよ」
管「他にこんな例もありました。今度は高校3年生ですが、ある応用問題の途中で、2次関数の最大値を求める必要があったんです」
我「最大値を求めるにはどうした?」
彼「下に突」
我「?」
彼「いや上に突」
管「そういう問題じゃないよ!方法をきいてんだからせめて方法らしい物を答えておくれよorz。数学以前の問題だよー」
昔のことを一度にたくさん考えると精神の平衡が保てないので今日はこれで失礼します。
連載第一回で書いたように、私は生徒がどんな誤解をするか、どんな謎発言(分かっている人から見て)をするか全然知らなかったので、ドタバタしながら学んでいきました。
例えばこんなケースがありました。(中学生)
問:y = x - 3, x ≦ 7 の時、yの値の範囲を求めよ
(正解はy≦4)
これに対してK君の答えは
相方(以下"相")「えーっと、これは何でしょう」
管理人(以下"管")「いや僕にもわかりません。『範囲を求めよ』という問題だから少なくとも範囲を答えるかと思ったら、座標平面の右下の一点を指差されて困りました」
相「しかも問題の直線上ですらないし。思うんですけど多分これ、この問題を解かせるには準備が足りなかったんじゃぁ…」
管「僕もそう思います。ところでこの問題、別の生徒は4≦y≦7と答えたんですよ」
相「ああ、7はxの変域に関係する数なのに、何かまざっちゃったんですね」
管「ですね。で、グラフを使って説明するとその後ではy<4と答えを書いたんです」
相「近づいてきましたね」
管「でしょ?それであと少しと思って『イコールがいるよ』と言ったら」
相「言ったら?」
管「こんなになっちゃったんですよ!」
y < 4 =
相「あららー。イコールが大変なことに。」
管「油断してたからぐさっときました。y<4までいったしだいたい分かっているものと思っていたらこれですよ」
管「他にこんな例もありました。今度は高校3年生ですが、ある応用問題の途中で、2次関数の最大値を求める必要があったんです」
我「最大値を求めるにはどうした?」
彼「下に突」
我「?」
彼「いや上に突」
管「そういう問題じゃないよ!方法をきいてんだからせめて方法らしい物を答えておくれよorz。数学以前の問題だよー」
昔のことを一度にたくさん考えると精神の平衡が保てないので今日はこれで失礼します。
by myano11
| 2010-10-09 13:35
| えせエッセイ