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少しずつ実践ー言いたいことを言う練習1

今回は言いたいことを言う練習をした話です。
過去の私は例えば店のサービスに問題があっても何も言わないくちでした。トーストが焦げすぎでも、コーヒーがぬるすぎでも、店の人には何も言わず、ただその店に行かなくなるだけでした。ラーメンに虫が入っていたりしたら
「おお、虫まで頼んだつもりはないんやけど、サービスやな」
と思って食べてしまいます。
―ちょっと待て、エスニックジョークが混ざってるぞ。
そんな私が変わろうと思ったのは、仕事に失敗したからです。失敗した後、
天文学的な数の課題が浮かび上がりました。
―天文学的って大げさやろ
なに、たかだか有限個です。とにかく、その課題の一つが「言いたいことを言う」でした。師匠からは「(サッチー+上沼恵美子)の3乗」ぐらい、口達者になれと言われています。
―それはいきすぎだ。

さて、うちの市には市営の乗り合いバスがあります。



鉄道があまりない地域で、民間のバス会社も撤退してしまったからです。『ご近所の底力』を観て真似したのではないかと疑っています。
問題は便数が少ないことと、時間がかかることです。便数は1日に4往復か5往復、さらに、遠回りをしてまで多くのところを回るので、自家用車の2倍くらい時間がかかります(管理人宅から最寄り駅の場合)。バスが走るところをみると乗客が少なそうなので、主要地点(たとえば駅)に最短距離で行くようにしたらどうかと家族はぶつぶつ言っています。そうすれば便利になるというのです。

家族はぶつぶつ言うばかりで何も進展がありません。こういうのは好かないので私がメールしました(役所のサイトに意見/要望を書くフォームがあったので気が楽でした)。
最初の返事は当日すぐ来ました。すばらしい!反応が早いです。ただし内容は私の望んでいたものではありません。「循環系統を主として運航しており、所によっては最短経路で無い場合も…」知っとるわい!だからメールしたんだ。乗り継いで利用してくださいとも書いてありましたがこれも私の聞きたかったこととはずれています。ただ、私の言い方が下手だった所もあるので責めるばかりはできません。
これでやめようという気はちらっとしましたが、「いや、納得できないことをそのままにする人生とは決別するんだ」と、再質問。再質問への答えは数日かかりました。私が「できれば」教えてほしいみたいな気弱な書き方をしたせいかもしれませんし、面倒な人だと思われて慎重に対応したのかも、あるいは質問のニュアンスが分からず悩んだのかもしれません。とにかくその回答もずれていたのですが、今度は確かに、私の書き方に誤解の余地があったので、さあどうしようかと考え中です。

最後に一言。人間は一言で片づけられるほど単純ではないと思います。私はある点では根暗で消極的でしたがある点では人より前向きだと(幼い時からずっと)思っています。

今回も、ほかの人は愚痴を言って終わりの所を小さなアクションでも起こしたんじゃありませんか?
by myano11 | 2010-02-24 00:32 | 精神衛生と対人

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