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発声練習でついでに元気に

ボブ「なんですかこれは」
バート「発声練習の例文や早口言葉の中から、つい気分が高揚するもの、面白いものを取り上げようという企画さ。声を出すだけで気持ちがいいが、せっかくだからもっと楽しもうじゃないか。では早速行ってみよう!!最初は意味不明なヤツだ!!」




ex.1
のら如来 のら如来 三のら如来に 六のら如来

ボブ「のら如来って何ーーッ!?」
バート「HAHAHA。ミーもよく知らないが、字面からして如来が野良化したものさ。穴を掘ったり、春になるとさかりが付いたりして迷惑をかけるんだろう」
ボブ「如来はそんな生物じゃありません!」
バート「次はつい歯切れよく言いたくなる言葉だ!歯切れよく発音すれば、気分も良くなるぞ!」

ex.2
今日午後、学校で剣劇ごっこ。きっかけきく子がごくきかん気で、きっかけきく気かきかん気か、お小言くいくいきっかけをきく

バート「きかん気な子供の話だからな、テンポよく元気に行くぞ!K音の連打が小気味いいぜ。次もか行の練習だ」

ex.3
神田鍛冶町の角の乾物屋の勝栗買ったが、堅くてかめない。返しに行ったら、勘兵衛のカミさんが帰ってきて、かんしゃく起こして、カリカリかんだら、カリカリかめた。

ボブ「結局噛めたのかよ。それと、カミさんが帰ってきただけでかんしゃく起こすな。」
バート「『カリカリかんだら、カリカリかめた』も管理人のお気に入りだ。さて、次もか行だ。か行の例文はつい歯切れよく発音したくなって、テンション上がると管理人が言ってたぜ!」

ex.4
河童とカメが賭け事して、カチカチ山を駆け上がる。河童は途中で脚気にかかり、葛根湯を飲んでいたカメは構わずカッカカッカと駆け上がって賭け物をすっかり勝ちとった

ボブ「何か混ざってる!そしていろいろ間違ってる!」
バート「葛根湯は鎮痛・発汗作用のある漢方薬だ。風邪のひき始めに飲むことが多いぞ。脚気とは関係ない、以上豆知識だ!」

ex.5
京の狂言師が京から今日来て、狂言今日して京の故郷へ今日帰った

ボブ「これはきゃ行の練習か?くどいぞ」
バート「くどいけど分かりやすいぞ。アメリカにはくどくて分かりにくい早口言葉がある。」
ボブ「?」
バート「『我々が知っている、と我々が知っていることがある。知らない、と知られていることがあることも知っている。つまり、知らないことがあることを我々は知っている。知らない、ということを知らないこともある』」
ボブ「そりゃイラク戦争についてのラムズフェルドのコメントだ。早口言葉ちゃう」

ex.6
お綾や、母親にお謝りなさい

ボブ「短いのに言いにくいな」
バート「なんだか明治か江戸時代のような雰囲気がするぜ。これが純和風、『まろは雅でおじゃる』の世界だ!」
ボブ「いや、多分それ違う」

ex.7
この竹垣に、竹立て掛けたのは、竹立て掛けたかったから竹立て掛けたのです

ボブ「ナンセンス!」
バート「警察では絶対通用しないな。『酒井さんを殺害して埋めたのは、殺害して埋めたかったから殺害して埋めたのDEATH!』」
ボブ「確かに通用しないが、そんな文が出てくるお前もおかしい」
バート「軽い悪い冗談だよ。じゃあみんな、今日はここまでだ。酒井さんを殺害するなよ」
ボブ「まだ言うか」
by myano11 | 2010-07-28 22:41 | 小ネタと冗談

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